1949年に、国民党軍の軍人とその家族は、中国大陸の各地から続々と台湾に渡り、台湾各地に軍属の居住区として設けられた眷村に居を定めました。そして、高雄の左営には海軍の大本営が設けられたのと同時に、台湾最大規模の海軍の眷村が生まれました。高雄の眷村の歴史は日本統治時代にまでさかのぼることができます。

明徳新村は敷地面積約2万坪近く、軍人宿舎は計58棟、眷村改築後の房舎は57棟となります(明徳新村1号は含まれておりません)。主に木造建築で、静かな環境にあります。かつて4名の参謀総長 桂永清氏、黎玉璽氏、宋長志氏、劉和謙氏と7名の海軍総司令が住んでいました。第2代から8代海軍総司令である桂永清氏、馬紀壮氏、梁序昭氏、黎玉璽氏、劉廣凱氏、馮啟聰氏らもみなここの住人であり、まごうかた無き「将軍村」だったのです。そのうち明徳1号は現在の明徳賓館であり、数多くの海軍高官を接待した場所でもあります。明徳2号には、かつて日本の中曽根康弘元首相も住んでおり、6号には青天白日勲章受章者の陳慶堃氏と梁天价氏も住んでいました。

2005年の国防部の統計によると、眷村は台湾全土で886か所を数えました。そこで、本文化園区は、眷村の歴史に敬意を表するともに、眷村の復活と再生を祝して、「再見八八六」と名付けました。

2018-07-28
再見捌捌陸
かつて左営旧城内にあった「高雄市眷村文化館」を移転し、「再見八八六-台湾眷村文化園区」として、2018年夏にリニューアルオープンしたものです。ぜひ竹垣の内側の世界を探索する歴史の旅にお出かけください。
2020-03-25
將軍好宅
「お洒落な将軍邸」は「眷村」にある将軍一家の日常を「テトリス・チャレンジ」にし、家族それぞれの生活用品を並べることにより、見学者に眷村文化を体験し、独特な雰囲気を味わってもらいます。
2020-06-30
轉角壹貳壹
「曲がり角121」のオープンにより、旧宿舎だった本館は、この静かな街角で「眷村」の歴史を感じられる「カルチャーサロン」として生まれ変わりました。展示、本や記録映像などを通して、この瞬間における自身との対話から、自分だけの「眷村」の物語が育まれるのです。